介護の仕事ってどんなもの？

高齢者や体の不自由な人をケアし、生活のさまざまなシーンで手助けを行う介護職。仕事内容によっては、朝起きてから外出し、夜眠るまでの24時間付き添うこともあります。

高齢者向けの介護施設は、高齢者の必要なレベルに応じて施設の設備や業務内容が分けられており、「特別養護老人ホーム」「養護老人ホーム」など呼び方も異なります。

ここでは3つのお仕事を取り上げ、それぞれのやりがいについて紹介します。

【職種別】介護の仕事の特徴と感じるやりがいについて

介護の仕事の特徴と、実感できるやりがいについて紹介していきます。

デイサービス

日帰りでお食事やご入浴、レクリエーション、機能訓練などを提供する場所です。お客さまが楽しく過ごす過程で、自分のできることを増やしていくお手伝いをして、いい形で「介護保険を卒業していただく」ことが目的です。

出典：JOB Style

自立状態～軽度の高齢者に対して、主に日中のレクリエーションや食事、入浴などを介護するお仕事です。高齢者のリハビリや痴呆防止などにも役立つため、喜ぶ顔がじかに見られるというやりがいがあります。

住宅型有料老人ホーム

住宅型の場合、60歳以上の高齢者であることが入居条件となっていますが、施設によっては60歳未満でも受け入れています。介護付有料老人ホームよりも施設ごとの特色が強くなっており、自立が入居条件になっている施設から医療依存度・要介護度が高い高齢者まで受け入れる施設まで様々です。

出典：「介護付」と「住宅型」の有料老人ホームとは？どちらを選ぶ？｜老人ホームのコラム

自立～要支援1程度の軽度な状態から要介護3までの高齢者が入居する有料の老人ホームです。要介護レベルの方には24時間体制でケアを行いますが、さまざまな段階の高齢者と接するため、介護施設に勤めるやりがいが感じられます。

グループホーム

認知症高齢者が地域の中にある小規模な生活の場において、家庭的な雰囲気のなか、介護員による認知症に対するケアを受けながら、共同生活を送る施設です。

出典：グループホーム西円山の丘

認知症を抱える高齢者について、少ない人数で共同生活を続けていく施設です。時給は他の介護施設に比べて高く、業務内容も多岐にわたるため、仕事そのものに大きなやりがいを感じるでしょう。ケアや介護のスキルも伸ばしていけるので、資格の取得やキャリアアップにも適しています。

目標や希望に合ったお仕事を選ぼう

介護施設は要支援～要介護のレベルに合わせてさまざまな名称で呼ばれており、必要とされる介護レベルも異なります。まずは将来の目標や伸ばしたい介護のスキルを設定し、それに合うお仕事を探していくことが大切です。

介護の仕事内容についてご紹介