介護職員がやりがいを感じるポイントとは

高齢者や障害を抱える人々の日常をケアする介護のお仕事は、社会的にもニーズのある職業として注目されています。さまざまな業務をこなしていくなかで、職員がやりがいを感じるのはどのような瞬間なのでしょうか？

ここでは、介護職員がやりがいを感じる部分について、3つほどポイントを絞って紹介します。これから介護の仕事に携わろうと考えている方、介護に興味がある方もぜひ参考にしてください。

働く場所や職種で違うやりがい

介護といっても、勤務地や職種によってさまざまな業務に分かれます。ここではやりがいを感じるポイントを3つに分けて紹介します。

日帰りでお食事やご入浴、レクリエーション、機能訓練などを提供する場所です。お客さまが楽しく過ごす過程で、自分のできることを増やしていくお手伝いをして、いい形で「介護保険を卒業していただく」ことが目的です。

出典：JOB Style

高齢者にケアやレクリエーションを行いながら日常に寄り添う仕事です。フル介護ではなく、生活や動作のサポートをする感覚でできる仕事であり、物事を達成していくごとに喜びややりがいが得られます。

サービス付き高齢者向け住宅とは、「高齢者住まい法」の改正により創設された介護・医療と連携し、高齢者の安心を支えるサービスを提供するバリアフリー構造の住宅です。この制度は、高齢者が安心して生活できる住まいづくりを推進するために制定されました。

出典：サービス付き高齢者向け住宅情報提供システム

自立状態から軽度までの高齢者が入居する住宅です。介護サービスが義務付けられている場所ではありませんが、訪問介護事業所が併設されているケースもあります。自立したお年寄りが多く、負担が少ないため長く続けられます。

訪問介護とは、自分や家族だけで日常生活を営むことが難しくなった要介護者に対して、介護福祉士やホームヘルパーが自宅に赴き、入浴、排泄、食事等の介護、掃除、洗濯、調理等の援助、通院時の外出移動サポート等の日常生活上のお世話を行うサービスです。

出典：健康長寿ネット

特定の高齢者の住まいを訪問し、介護ケアを行う仕事です。多くの高齢者ではなく、身近なところで少人数をしっかりケアしていきたい方に向いています。じっくりと介護に取り組めるので、大きなやりがいにもつながります。

介護といっても業務内容や職場環境、ケアするお年寄りの人数や介護状態などによって内容は大きく変わります。これから介護に携わる予定の方は、自分の性格や特技、目的などに合った働き方を探してみてはいかがでしょうか。